流れ:事前準備 → 査定 → 売り出し → 内覧対応 → 契約 → 引き渡し
ポイント:高額査定に惑わされず、内覧や契約は冷静に確認。専門家相談は早めに行うと安心。
体験談:岡山で800件以上の売却実績から、順番と軸を守ることが後悔しない売却につながる。
家を売ろうと思っても、何から始めていいか分からず迷ってしまう方は多いです。
私も岡山で多くの売主さんに相談を受けてきましたが、最初に整理すべきは「売却の理由」「いつまでに売るか」「希望条件」の3つだけです。
この記事では、初めてでも安心して家を売れるよう、売却の流れや注意点を建築士の目線でわかりやすく解説します。

家の売却は何から始める?最初にやるべきことは?


「家を売ろうかな」と思った瞬間、
多くの方が 次に何をすればいいのか分からなくなります。
岡山で売却相談を受けていても、最初に出る質問はほぼ同じです。
「とりあえず不動産会社に行けばいいんですか?」
正直に言うと、それは少し早いと感じるケースも多いです。
売主自身の考えが整理できていないと、
価格や進め方を他人任せにしてしまいがちだからです。
最初にやるべきことは、査定でも書類集めでもありません。
「自分がどんな売却をしたいのか」を整理することです。
- なぜ売りたいのか(住み替え・相続・資金整理など)
- いつ頃までに売りたいのか(期限の有無)
- 高く売りたいのか、早く売りたいのか
この3つだけで十分です。
完璧な答えである必要はありません。
建築士として多くの現場を見てきましたが、
建物の状態以上に「売主の事情」が売却の進め方を左右します。
ここが整理できていれば、
この先どんな説明を受けても「自分の基準」で判断できます。
不動産売却の全体の流れはどうなっている?


不動産売却は、やることが複雑そうに見えますが、
全体像はとてもシンプルです。
最初にこの流れを知っておくだけで、余計な不安はかなり減ります。
基本の流れは、次の6ステップです。
- 事前準備(状況整理・情報収集)
- 査定を受ける
- 売り出し価格を決める
- 販売活動・内覧対応
- 売買契約
- 引き渡し・完了
ここで大事なのは、
この順番が前後しないことです。
私の経験上、うまくいかない売却は
・価格を決める前に話が進んでしまった
・全体像を知らないまま販売が始まった
こうした「順番のズレ」から起きています。
特に注意してほしいのが、
②査定 → ③価格決定 の部分です。
査定は「参考情報」であって、
そのまま売り出し価格にするものではありません。
ここを理解しているかどうかで、結果は大きく変わります。
この全体像を頭に入れておけば、
「今、自分はどの段階なのか」
「次に何を判断すべきか」
が分かるようになります。
次は、
👉 査定はいつ・どうやって受けるのが正解なのか
について、失敗しやすいポイントを含めて解説します。
査定はいつ・どうやって受けるのが正解?


「査定は早いほうがいい」
そう思っている方は多いですが、タイミングと受け方を間違えると逆効果になります。
私の経験では、失敗しやすい査定の受け方には共通点があります。
- 相場を知らないまま数字だけを見る
- 一番高い金額を「正解」だと思ってしまう
- その場で売り出しを決めてしまう
正直に言うと、高すぎる査定額は売主を不幸にします。
これは10年以上現場に立ってきて、何度も感じてきたことです。
査定を受けるベストなタイミングは、
売却理由と期限がある程度整理できた後です。
そのうえで、査定は次のように使ってください。
- 相場感をつかむための材料
- 価格帯の幅を知るための情報
- 売り方を考えるための参考意見
建築士の視点から言うと、
築年数や見た目だけでは価格は決まりません。
構造・メンテナンス履歴・土地条件など、
数字に表れにくい要素も大きく影響します。
だからこそ、
「この金額で本当に売れるのか?」
を冷静に説明してくれる相手かどうかが重要です。
査定は、
判断するための道具。
決断を迫られる場ではありません。
次は、
👉 売り出し開始後に売主がやるべきこと
について解説します。
売り出し開始後に売主がやるべきことは?


売り出しが始まると、
「もう不動産会社に任せておけばいいですよね?」
と聞かれることがあります。
正直に言うと、ここからが売主の関与が一番効く場面です。
売り出し後に売主がやるべきことは、大きく3つだけです。
- 内覧に向けた最低限の準備
- 反響状況を把握すること
- 価格や条件を冷静に見直すこと
特に内覧は、
家そのものより“印象”で判断されることがほとんどです。
建築士の立場から言うと、
リフォームは基本的に不要です。
それよりも大事なのは、
- 生活感を一時的に減らす
- 明るさと風通しを確保する
- 「ここで暮らすイメージ」を邪魔しない
この3点です。
また、売り出し後は
「問い合わせが何件あるか」
「内覧後の反応はどうか」
を必ず確認してください。
反響が少ない場合、
それは家が悪いのではなく、
価格・出し方・タイミングの問題であることがほとんどです。
ここで感情的にならず、
数字と状況を見て判断できるかどうかが、
売却成功の分かれ道になります。
次は、
👉 契約から引き渡しまでに注意すべき点
を、トラブルになりやすい実例とあわせてお話しします。
契約から引き渡しまでに注意すべき点は?

売買契約が終わると、
「これで一安心ですね」と言われることが多いです。
ですが実務的には、ここからが一番トラブルが起きやすい場面です。
特に注意してほしいポイントは次の3つです。
- 契約内容と実際の状態にズレがないか
- 引き渡し条件が曖昧になっていないか
- 設備や不具合の伝え漏れがないか
私が実際に関わったケースでも、
「言った・言わない」の行き違いで
引き渡し直前に揉めてしまったことが何度もあります。
建築士の視点で強くお伝えしたいのは、
分からないことは必ず契約前に止めることです。
- この設備は残すのか
- 修理は誰がするのか
- いつまでに退去するのか
遠慮する必要はありません。
曖昧なまま進める方が、後で必ずしんどくなります。
引き渡しは、
「作業」ではなく 売却の最終確認 です。
ここを丁寧に終えられると、
「ちゃんと売れてよかった」と心から思えるはずです。
次は最後に、
👉 不動産会社に相談するベストなタイミング
についてお話しします。
不動産会社に相談するベストなタイミングはいつ?


「結局、いつ相談すればいいんですか?」
これは最後に必ず聞かれる質問です。
結論から言うと、
売ると決めた後ではなく、「迷っている段階」で大丈夫です。
実際、岡山で私が受ける相談の多くも、
「売るかどうかも含めて相談したい」という内容です。
相談のベストなタイミングは、次の状態になったときです。
- 売却理由をなんとなくでも言葉にできた
- 期限があるか、ないかが分かっている
- 相場をざっくり知りたいと思った
この段階であれば、
営業されるための相談ではなく、判断するための相談になります。
建築士×宅建士の立場から言うと、
本来の相談は「売る前」にするものです。
- 今売るべきか、待つべきか
- 修理した方がいいのか、そのままでいいのか
- どんな売り方が合っているのか
こうした整理ができてから売り出せば、
「もっと考えておけばよかった」という後悔はほぼありません。
まとめ:家を売る流れと押さえておくポイント


岡山で家を売るときの流れは、大きく分けると次の6ステップです。
- 事前準備:なぜ売るか、いつまでに売るかを整理
- 査定:相場や価格帯を把握
- 売り出し価格決定:高すぎず現実的に
- 販売活動・内覧対応:家の印象づくりと反響確認
- 契約:内容や条件を曖昧にせず確認
- 引き渡し:最終確認と手続きの完了
建築士として経験してきたことから言うと、
**売却の成功は「順番を守ること」と「売主自身の軸を持つこと」**が鍵です。
- 無理に高額査定に振り回されない
- 内覧や契約は焦らず確認
- 専門家に相談するタイミングを逃さない
この3点を意識するだけで、後悔の少ない売却が可能です。
売却で失敗しないためのポイント


家の売却でよくある失敗は、ほとんどが 準備不足や情報整理不足 から起きます。
岡山で実際に相談を受けてきた経験から、特に注意すべきポイントをまとめました。
- 高額査定に惑わされない
→ 適正価格で売り出すことが、早期・納得売却の近道です。 - 売却理由と条件を整理しておく
→ 「いつまでに売るのか」「価格重視か時間重視か」を決めておく。 - 内覧や契約で感情的にならない
→ 数字や条件を客観的に確認することが重要です。 - 専門家に早めに相談する
→ 売却の判断材料を増やすため。営業の押し売りではなく、情報整理として活用。 - 曖昧な約束を避ける
→ 設備や修理、引き渡し条件など、契約前に明確にしておく。
これらを守るだけで、「思ったより売れなかった」「後悔した」というトラブルの多くは防げます。
まずは話を聞くだけでも大丈夫です


家を売ることは、大きな決断です。
だからこそ、無理に売却を急ぐ必要はありません。
私のところには、岡山で初めて売却を考える方が多くいらっしゃいます。
相談の段階では、まだ売るかどうか決まっていなくても構いません。
- 売却の流れを整理したい
- 適正価格の目安を知りたい
- どんな手順で進むのか不安
こうした悩みを、押し売りされることなく丁寧に整理できます。
建築士×宅建士の立場から、
あなたの事情に合わせたアドバイスをお伝えします。
「まずは話を聞いてみようかな」
その気持ちで大丈夫です。お気軽にご相談ください。

