
「もう築30年以上の家だし…売れないかも」
そんなふうにあきらめかけていませんか?
実は築古物件でも、売り方や見せ方次第で“思った以上の価格”で売却できることがあるんです。
この記事では、古い家でも高く売れる理由と具体的な工夫を、プロ目線でわかりやすく解説していきます。
築古物件でも高く売れることはある?
古くても「価値がある家」の共通点
築年数が古いからといって、“価値がない”とは限りません。
以下のようなポイントがある物件は、古くても高く評価される傾向があります。
✅ 土地の条件が良い(整形地・駅近・再建築可)
✅ 内装は古くても、構造がしっかりしている(耐震性など)
✅ 「リフォーム素材」として再利用が見込める
「ボロ家だけど立地はいい」「手入れはしてないけど間取りは広い」――こうした物件には、一定のニーズがあります。
実際に売れた事例から見る“意外なニーズ”
✔ リノベーション目的の若年層
✔ 二世帯化・セカンドハウスを求めるファミリー層
✔ 古民家カフェ・事務所としての活用
こうした人たちは、「築浅の家」ではなく“古さを活かせる家”をあえて探している場合もあります。
「売れるはずがない」と決めつける前に、誰にどう届けるかを考えることが大切です。
高く売るために押さえたい5つの視点
土地のポテンシャルを正しく伝える
たとえ建物が古くても、「土地の資産価値」は別物です。
容積率・建ぺい率・接道状況・用途地域などの条件次第で、建て替え・再利用できる可能性が高まります。
購入希望者にとっては、「この土地で何ができるか」が価格判断の軸になるため、不動産会社の説明力が非常に重要です。
リフォーム前提の“素材”として魅せる
築古物件は、「手を入れて自分好みにしたい」という人にはむしろ魅力的です。
そこで重要なのは、“リフォーム後の可能性”を感じさせる情報設計。
✅ 生活動線や間取りがしっかりしている
✅ リフォーム履歴・劣化の程度が明確に伝わる
✅ 解体費用・修繕費の見積もり提示
こうした点をあらかじめ用意しておくと、購入検討者の安心材料になります。
エリア・学区・生活利便性を見直す
築年数だけに目を奪われがちですが、立地の“生活価値”は時間が経っても変わりません。
むしろ再注目されているエリアや学区などは、価格アップの要因になります。
- 人気の公立小学校・中学校の学区内
- 商業施設や医療機関へのアクセス
- バス便の改善・新駅の開発 など
「今の価値」を的確に伝えることが、高値売却のヒントになります。
再建築可・不可で大きく変わる戦略
築古物件では、「再建築が可能かどうか」が価格に直結します。
再建築不可の場合でも、リノベーション投資用・事業用物件としての可能性を見出せば、十分なニーズがあります。
逆に、再建築可能であれば、「古屋付き土地」として新築用地ニーズを狙うのが王道です。
ポイントは、プロがどこまでその可能性を掘り起こしてくれるか。
だからこそ、販売力のある会社選びがカギになります。
空き家管理・見せ方で印象は変わる
長年放置された築古物件は、第一印象で“手に負えなそう”と思われがち。
でも、最低限の清掃と空気の入れ替え、草刈りだけでも印象は大きく変わります。
また、内覧時の写真撮影や資料作成においても、プロが“買い手に刺さる”見せ方をしてくれるかどうかが勝負どころです。
信頼できるパートナーと“売却戦略”を立てる
高すぎる査定に要注意!
複数社に査定を依頼すると、数十万円以上の差が出ることがあります。
中には「売れない価格」を提示して、媒介契約だけ取ろうとする会社も。
重要なのは“なぜその価格になるのか”という説明があるかどうか。
査定額の高さより、「根拠」と「売却戦略」に注目しましょう。
専任媒介で情報と販促を集約するメリット
築古物件は、買い手とのマッチングが特に重要です。
だからこそ、一社に絞って丁寧に戦略設計してもらえる「専任媒介契約」は大きな武器になります。
- 広告出稿の最適化
- 内覧への誘導トークの設計
- ターゲットに合わせた見せ方
“刺さる人にきちんと届ける”ためには、専任での密な連携が効果的です。
古い家を「資産」に変えるには
築年数にとらわれず、
「この家は、誰にとって価値があるか?」をプロと一緒に考えること。
それが、築古物件を“高く売る”ための第一歩です。
あなたの家にも、まだ活かせる価値があるかもしれません。
動き出す前に、まずは“わが家の価値”を知ることから。
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実際に築30年以上の家を売却された方の体験談もあります。
👉 売れないと思っていた家が1ヶ月で売れた理由とは?